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 小澤征爾氏 「復活」
 年頭より療養のため、全ての公演をキャンセルしていた小澤征爾氏が、今夏マーラー交響曲第2番ハ短調「復活」で、文字通り復活する。
 本公演「小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトZ」は、6年前小澤征爾氏により、オペラを通じて若手音楽家を育成することを目的に始められ、「熱狂の日音楽祭」等でも活躍する一流の演奏家と、若手メンバーのオーケストラ混成により演奏される特徴がある。昨年に引き続き中国人メンバーも上海でのオーディションを経て加わる事となる。
7月20日名古屋を皮切に26日まで京都・浜松・東京(サントリーホール)と4公演。チケットは5月13日に「チケットぴあ」などで発売される。
 又、恒例の「サイトウ・キネンフェスティバル松本(第15回・SKF)」では、8月17日〜9月12日までの公演、指揮も決まった。
 内田光子ピアノリサイタルをはじめとする17公演、うち7公演に出演する。なかでもメンデルスゾーン・オラトリオ「エリア」はフィレンツェ歌劇場との共同制作による脚本、舞台装置、演出で、その公演が期待される。
 チケット発売は5月20日。松本市ほか長野県内、電話、インターネット、チケットぴあ等まで。
 ウィーン国立歌劇場(オペラ座)復帰は、来年4月のワグナー「さまよえるオランダ人」公演からとなる。